【Excel初心者がよくハマる】SUM関数が計算されない理由②|「全角数字が混ざっている」

初心者シリーズ

こんにちは。
Excel事務研究員です。

私はこれまで仕事の中で、
Excelのトラブルに何度も悩まされてきました。

関数を入れても計算されない。
合計が合わない。
原因がまったく分からない。

そんな経験、ありませんか?

初心者のころの私は、

「関数の書き方が間違っているのかな…」

と思い、
何度も関数を入力し直していました。

しかし、Excelに慣れてくると
あることに気づきます。

それは

Excelトラブルの多くは
関数ではなく「データ」に原因がある

ということです。

このシリーズでは

Excel初心者がやりがちなミス

をテーマに、
よくあるトラブルを研究していきます。

今回の研究テーマはこちらです。

SUM関数が計算されない理由②
「全角数字が混ざっている」

これは意外と多いトラブルで、
しかも見た目では気づきにくいのが特徴です。

それでは一緒に研究していきましょう。


よくある状況

まずは、よくある例を見てみましょう。

次のような売上表を作ったとします。

商品売上
A100
B200
C300

この表を見ると、
特に問題はないように見えます。

そして合計を出すために
次の関数を入力します。

=SUM(B2:B4)

通常であれば
結果は

600

になるはずです。

しかし実際には

正しい合計にならない

という現象が起きることがあります。

例えば

  • 合計が400になる
  • 一部だけ計算される
  • 計算されないセルがある

などです。

「関数は合っているのに、なぜ?」

このときに起きていることが、
今回の研究テーマです。


原因:全角数字が混ざっている

Excelでは、数字には次の2種類があります。

半角数字

100

全角数字

100

人間の目には
ほとんど同じに見えます。

しかしExcelの中では

まったく別のデータ

として扱われることがあります。

例えば次のようなデータがあるとします。

100
200
300

この場合、

「200」だけが別のデータ

として扱われてしまう可能性があります。

その結果、

=SUM(B2:B4)

を入力しても
正しく計算されないことがあります。

つまり

見た目は同じでも
Excelの中身は違う

ということです。

これがExcel初心者がよくハマるポイントです。


なぜ全角数字が混ざるのか

では、なぜ全角数字が混ざってしまうのでしょうか。

主な原因は次の3つです。


① 手入力

日本語入力の状態で数字を入力すると、
全角数字になることがあります。

例えば

100

のように入力されてしまうケースです。

特に

  • 日本語入力がON
  • テンキーを使わない入力

の場合に起きやすいです。


② Webサイトからコピペ

WebサイトやPDFなどから
データをコピーすると、

全角数字が混ざる

ことがあります。

見た目では分からないため、
そのままExcelに貼り付けてしまうケースが多いです。


③ 社内システムのデータ

会社のシステムから
CSVやExcelデータを出力すると、

全角数字が混ざっている

ことがあります。

これは意外と多い原因です。


見分けるポイント

全角数字は見た目が似ているため、
気づきにくいのが特徴です。

しかし、よく見ると
次の違いがあります。


横幅が少し広い

例えば

半角

100

全角

100

全角の方が
横幅が少し広い

のが特徴です。

慣れてくると
違和感に気づけるようになります。


左寄せになる

Excelには次のルールがあります。

データ表示
数字右寄せ
文字列左寄せ

全角数字は
文字列扱いになることがある

ため、

数字なのに

左寄せ

になることがあります。

これは分かりやすいサインです。


解決方法(いちばん簡単)

初心者の方におすすめの
一番シンプルな方法を紹介します。

手順はこちらです。

①セルをダブルクリック
②全角数字を削除
③半角で入力し直す

これだけです。

とてもシンプルですが、
確実に直すことができます。


データが多い場合の対処法

もしデータが大量にある場合は、
1つずつ修正するのは大変です。

その場合は

置換機能

を使う方法もあります。

手順はこちらです。

①「Ctrl + H」を押す
②置換画面を開く
③全角数字を半角に置き換える

これを使うと
一括で修正することができます。

業務でExcelを使う場合は、
この方法も覚えておくと便利です。


研究員メモ

Excelの面白いところは

「見た目が同じでも中身が違う」

という点です。

今回の

100
100

もその一例です。

人間の目には同じでも、
Excelには違うデータ。

だからこそ

「なんか変だな」

と思ったときは

関数ではなくデータを疑う

という視点がとても大切です。

この考え方を覚えるだけで、
Excelトラブルの解決スピードはかなり変わります。

これは、
Excelを使う上での小さなコツです。


今日の研究まとめ

今回の研究テーマはこちらでした。

SUM関数がうまく動かない理由②
「全角数字が混ざっている」

チェックポイントはこちらです。

・数字の横幅が少し広い
・手入力のデータ
・コピペしたデータ

この3つを
まず確認してみてください。

Excelでは

見た目よりデータの種類が重要

です。

この視点を持つと
トラブル解決がかなり早くなります。


次回の研究予告

Excel初心者がよくやるミス研究。

次回のテーマはこちらです。

データ入力ミス③
「スペースが入っている」

見えないスペースが原因で

  • 計算されない
  • 検索できない
  • 関数が動かない

というトラブルが起きることがあります。

これもExcelでは
かなりよくある問題です。

次回も一緒に研究していきましょう。

もしこの記事が役に立ったら、
ぜひブックマークしていただけると嬉しいです。

Excel初心者向けに

「Excel初心者がやりがちなミス100」

をシリーズで研究しています。

一緒にExcelを攻略していきましょう。

— Excel事務研究員

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